Xamppインストール直後の初期設定!
Xamppインストール直後の初期設定!
2016-08-27: Xampp ver3.2.2でチェック済みXamppをインストールしたら直後にやっておくべき(面倒な)初期設定が複数あります。
今回の記事ではその初期設定を一通り纏めます。
なお、以下の設定ではxamppの一部ファイルを書き換えますが、勿論バックアップは常識です!
忘れないように
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- Apacheのポート番号を変えなきゃいけない(ケースがある)。
(参考: [xampp] Apatchが他プログラムのポートと衝突して起動できない場合の対処法 ) - .../xampp/apache/conf の httpd.conf ファイルを修正する。
- 57行目辺りの
#Listen 12.34.56.78:80
Listen 80
を#Listen 12.34.56.78:80
Listen 81
同様にして、複数個のport番号を登録出来る。 ←ドキュメントルートを複数持たせたい場合に使う (複数サイト開発する時とか)。 - 220行目当たりの
ServerName localhost:80をServerName localhost:81に変更する。以後は「http://localhost:81/」でアクセスしなくちゃいけなくなる。
- 57行目辺りの
- Apacheのポート番号を変えなきゃいけない(ケースがある)。
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- (デフォルト以外の)ドキュメントルートを作る
(参考: XAMPPで任意のディレクトリをバーチャルホストにする方法 ) -
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このままでは、Xamppをインストールした .../xamp/htdocs フォルダ以下しか公開フォルダに出来ません。 将来を見据えて、このフォルダ以外のフォルダをドキュメントルートにして開発が出来るようにしたい。
.../xampp/apache/conf/extra の httpd-vhosts.conf を修正する。
このファイルの末尾に、<VirtualHost *:81> DocumentRoot "【ここにドキュメントルートにしたいフォルダのパス】" ServerName localhost </VirtualHost> <Directory "【上と同じパス】"> Options Indexes AllowOverride All Require all granted </Directory>
複数のポート番号を前ステップで準備していたら、ここで同様に追記していけばいい。
これにて、【】内のパスをドキュメントルートに出来ました。 http://localhost:81 が、そのルートにアクセスするアドレスになります。
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注意:【】内のパスには日本語・空白・各種記号は含めないで下さい。上記【】内のパスにそれらを含めると、例えば、そのパス配下に置いたsample.phpファイルを開いた時にWarning: Unknown: failed to open stream: No such file or directory in Unknown on line 0
Fatal error: Unknown: Failed opening required '【パス】/sample.php' (include_path='...\xampp\php\PEAR') in Unknown on line 0 - 蛇足
- この項目で紹介したバーチャルホストの設定は「ポートにサイトを割り当てる方法」らしいです。
(参考: XAMPP:VirtualHost(バーチャルホスト)の設定 ) - Apache バーチャルホスト説明書 で色んなバーチャルホストの設定が紹介されています。
- この項目で紹介したバーチャルホストの設定は「ポートにサイトを割り当てる方法」らしいです。
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- (デフォルト以外の)ドキュメントルートを作る
- MySQLのPathを通す
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- MySQLの管理者「root」のパスワード設定
- コマンドプロンプトで
mysqladmin -u root PASSWORD 【ここにパスワード】
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- MySQLの文字コード
- MySQLの設定ファイル \xampp\mysql\binのmy.iniファイルを修正
myisam_sort_buffer_size = 8M
log_error = "mysql_error.log"myisam_sort_buffer_size = 8M
log_error = "mysql_error.log"
character-set-server=utf8
skip-character-set-client-handshake
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- PHPの設定
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- タイムゾーン
- \xampp\phpのphp.iniファイルを修正する。
1896行目辺りのdate.timezone=Europe/Berlinを#date.timezone=Europe/Berlin
date.timezone=Asia/Tokyo
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- 文字コード
- 同じくphp.iniファイルを修正する。
1603行目辺りの;mbstring.language = Japaneseをmbstring.language = Japaneseとする。 (マルチバイトの言語は日本語であることになる)
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- MySQLにパスワードを設定したけど、phpMyAdmin(http://localhost:81/phpmyadmin/)に入れるようにする
- \xampp\phpMyAdminのconfig.inc.phpファイルを修正する。
21行目当たりの$cfg['Servers'][$i]['password'] = '';を$cfg['Servers'][$i]['password'] = '【設定したパスワード】';とする